【Ninja650】バイクのバッテリーの交換方法

押し掛けしないとバイクのエンジンがかかりません

そう、去年の年始ごろからバイクのエンジンがかかりにくくなってきているのです。

暑い時期はそうでもないですが、寒い時期は前回乗ってから一週間ほど経つと、押し掛けしないとエンジンがかからないのです。騙しだまし乗ってきましたが、車検も近いことからバッテリー交換することにしました。

バッテリーの選定について

標準バッテリー

標準のバッテリーはGS ユアサ(YUASA)のYTZ10Sです。

指定バッテリGS YUASA(ユアサ) YTZ10S
バッテリー種類鉛蓄電池(鉛バッテリー)
構造VRLA(制御弁式バッテリー)
電圧12 V
10時間率容量8.6 Ah
普通充電電流0.9 A
最大外形寸法152 × 88× 94 mm

品質は折り紙つき

互換バッテリー

互換バッテリーは台湾 ユアサYTZ10Sなどがあります。日本の湯浅電池との合弁会社だったようですが、現在は資本関係はなく別の会社とのこと。

GS ユアサの半額くらい。コスパよし。

選んだバッテリーは

今回、私はコスパを重視して台湾ユアサYTZ10Sを選びました。

シールドタイプ(制御弁式)のため、液面点検や補水は不要です。

とりあえずテスターで電圧チェック。測定はエンジンを止めた状態か取り外した状態で行います。

サービスマニュアルによると正常判定は以下の通り。充電完了後、30分後に測定した結果で判断します。

判定基準判定
12.8 V 以上良好
12.0 V ~ 12.8 V 未満充電不足(要 充電)
12.0 V 未満使用不能(要 交換)

12Vのバッテリーを使用するバイクはこんな感じだと思う。Ninja650に限らず。

なお、測定結果は気温によって変化します。気温が下がるほどバッテリーの性能は低下します。

交換前のバッテリーは12.36 Vでした。12.36Vでセルが回らないのかと思いつつ、同じNinja650に乗っている人の中には12.0Vでもエンジンがかかったという話も耳にしました。

この辺も気温によるところがあるのかもしれませんね。

バッテリーを交換してみた

まずはシート下を開けます。

次に、このブラケット(A)を外します。ブラケットを外すには両端の六角穴付ボルト(B)を六角レンチで外します。ワイヤーっぽいクランプ(C)からプラスケーブルとマイナスケーブルを外します。

ブラケットを外したら、バッテリーを押さえるホルダー(D)と言う金具を外します。ホルダーは六角ボルト(E)で止められているので六角レンチで外します。

次はバッテリーケーブルを外しますが、このとき必ずマイナスケーブル(黒)から外します。

バッテリーケーブルは、外すときはマイナスケーブルから外さないと怪我や電気系統が損傷する恐れがあります。 また、ケーブルを取り付けるときはプラスケーブルからつけるようにしてください。

マイナスケーブルが接続された状態でプラスケーブルを外し、プラスケーブルが金属部に接触すると非常に強い火花が散ったり危険性があります

プラスケーブルが接続された状態で、マイナスケーブルが金属部に接触した場合も火花がでるようですが、プラスケーブルが接触したときと比べて控えめみたいです。

古いバッテリーと新しいバッテリーを交換します。

あとは外した時と逆の手順でケーブルやブラケットなどを取り付けます。

バッテリーケーブルを接続するときは、プラスから取り付けます

防錆や腐食を防ぐため、グリースを薄く塗るといいらしいです。

最後にキーを回してイグニッションがオンにしてエンジンがかかれば無事完了です。

ちなみに新品のバッテリーでエンジンをかけたときの電圧は14.0Vでした。

まとめ

比較的簡単に交換することができました。交換後のバッテリーですが、多くの自治体では回収してもらえません。購入店またはカー用品店、ガソリンスタンドなどに引き取りを相談してみましょう。

それから、バッテリーケーブルの着脱順を間違えないようしてくださいね。

終劇

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