東京都から岡山県へ引っ越しましたので、バイクの車検証に登録している住所の変更になります。他管轄からの転入ですので、ナンバープレートの変更も必要になります。
私の場合、練馬ナンバーから岡山ナンバーですね。
ということで、今回は中国運輸局 岡山運輸支局に新しいナンバープレートと車検証を発行してもらいに行ってきました。
住所変更時の届け先
バイクの種類によって住所変更時の届け先が異なります。
バイクの種類 | 届け先 |
---|---|
125cc以下の原付(1種・2種) | 居住する市町村の地方自治体 |
軽二輪(126cc~250cc) | 国土交通省の陸運支局 |
小型二輪(251cc以上) | 国土交通省の陸運支局 |
今回は、大型自動二輪(650cc~)の大型バイク、の話になります。
(上の表でいう 小型二輪(251cc以上))
必要な物
必要なものは以下の通りです。
車検証の原本
新しい車検証と交換となりますので必須です。
住民票(マイナンバーなし)の写し
マイナンバーカードがあれば、コンビニで発行できます。発行手数料は300円です。(自治体によって異なる?)
マイナンバーカードがない場合は、役場などで発行します。
住民票には前の住所が記載されています。住所変更の届け出をする際は、前の住所と車検証の住所が一致している必要があります。2回以上転居している場合は住所のつながりが証明できる住民票の除票または戸籍の附票も必要です。
なお、有効期限は3カ月以内です。
変更前のナンバープレート(と自賠責のステッカーシール)
返納する必要があるため、持参します。陸運支局までバイクを乗って現地で交換もOKとのこと。(もちろん自分で)
ちなみに、バイクのナンバーには封印がないため自分で着脱できます。
ナンバープレートはプラスドライバーのNo.3サイズで回すことができます。
なお、紛失または盗難により返納できない場合は、警察署への届出が必要です。
申請書
OCR シート第1号様式に必要事項の記入が必要にあります。
事前に記入して持ち込む場合は、陸運局のホームページからPDFをダウンロードして印刷して記入してください。
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。…
ただ、陸運支局でも貰えますし、どう書けばわかりにくいので現地で書けばいいと思います。記入の仕方は後述します。
現金
バイクの種類 | 届け先 |
---|---|
新しいナンバープレートの発行(必須) | 570円 |
以前のナンバープレートを受領(任意) | 550円 |
自賠責ステッカーシールの再発行(任意) | 330円 |
新しいナンバープレートの発行
新しいナンバープレートの発行に必要な費用で、税込み570円です。必須の支払いです。
以前のナンバープレートを受領
以前のナンバープレートは原則返納ですが、穴あけ加工をすれば受領することができます。受領しない場合、この費用は不要ですが、受領するなら穴あけ加工代に550円が必要になります。
自賠責シールの再発行
以前のナンバープレートから自賠責ステッカーシールを張り替えることができるなら不要です。破れたり損壊している場合は、330円で再発行して貰えます。(300円と聞きましたが、税込みかどうかは聞き忘れました…)
岡山の運輸支局
中国運輸局 岡山運輸支局は、岡山空港の南、岡山リサーチパーク内にあります。
所在地 | 〒701-1133 岡山市北区富吉5301-5 |
---|---|
開庁時間 | 月~金曜日の8時30分~12時、13時~17時15分 ※ただし自動車登録申請の受付時間は 午前 8時45分~11時45分、 午後 13時~16時 自動車検査申請の受付時間は 午前 8時45分~11時45分、 午後 13時~15時45分 |
閉庁日 | 土・日・祝日 及び 年末年始(12月29日~翌1月3日) |
連絡先 | 総務企画・観光 TEL(086)286-8121(総合相談窓口) 輸送・監査 TEL(086)286-8122 FAX(086)286-8147(総務企画・観光、輸送・監査) 整備(検査) TEL(086)286-8153 整備(事業、保安) TEL(086)286-8155 FAX(086)286-8168 お車の登録に関するお問い合わせは TEL 050-5540-2072 |
機構 | 総務企画・観光、輸送、整備、自動車登録官 |
公式HP | https://wwwtb.mlit.go.jp/chugoku/txt/okayama.html |
岡山リサーチパークの入り口はこんな感じ。
入口を進んでいくと左手に岡山運輸支局が見えます。
住所変更の流れ
まずは岡山県自動車会館へ入ります。
申請書の記入
OCR シート第1号様式は館内で配布されているので記入します。
業務種別
一番上の業務種別は8(記載変更)にします。
前のナンバー情報
変更前のナンバープレートの情報を記入します。
車台番号の下3桁
車検証に記載されている車台番号の下三桁を入力します。
例えば、車台番号が「ER650H-Z12345」の場合、345を記入します。
(所有者欄)新住所コード/丁/番地以降
新しい住所の住所コードを記入します。
住所コードは以下のサイト(https://www.kodokensaku.mlit.go.jp/motas/addresscodesearch)で検索します。現地に紙の住所コード台帳があるのでこれを使うのもいいでしょう。
申請人
所有者は変わらない場合は、氏名と新しい住所を記入します。
なお、「印」マークがありますが、押印しなくてもいみたいです。
右下の日付
上側には当日の日付を、下側には登録の原因に「転居」、それから転居した日付を記入します。転居した日付は住民票の日付に記載されています。
ナンバープレート返納
16番窓口・二輪ナンバープレート交付・返納、二輪税申告書受付窓口でナンバープレートを返納します。
この時、自賠責のステッカーシールをはがしてビニールか何かに一時的に貼っておきます。新しいナンバープレートが交付されたら張り替えます。
また、軽自動車税申告書と手数料納付書を貰いますので記入します。
軽自動車税申告書
この書類は「税止め」を行う書類だと思います。
自動車税の納税通知書の発行元を、旧住所の自治体から新住所の自治体に切り替える書類と思われます。
「旧車両番号」(ナンバープレートの情報)と「旧使用者」に氏名および旧住所を記入します。
手数料納付書
右肩に氏名と連絡先電話番号を記入します。
そして、16番窓口で以下の書類をチェックしてもらいます。
・OCR シート第1号様式(申請書)
・軽自動車税申告書
・車検証
・住民票
・手数料納付書
すると、黄色のクリアファイルを渡されるので書類入れます
(ただし、軽自動車税申告書は除きます)
新しい車検証の交付
続けて陸運支局の建物に入り、3番・登録受付窓口に黄色のクリアファイルを渡してしばらく待ちます。
当日は月曜日の午前中。新しい車検証はおよそ30分ほどで発行されました。
受付番号で呼び出されるので、2番窓口で受け取ります。
新しいナンバープレートの交付
再び自動車会館の16番窓口に戻り、軽自動車税申告書の残りの空欄に車検証の内容を書き写して16番窓口に渡します。
570円を支払い、ようやく新しいプレートとを受け取ります。新しい取り付けネジも貰えます。自賠責のシールも貼りなおしてください。
なお、以前のナンバープレートは原則は返却ですが、穴開け加工(別途、税込み550円)をして貰えばお持ち帰りできます。
練馬ナンバー、記念に貰います。
穴あけ加工後のナンバープレートはこちら。悪用防止のため大きな穴が開けられます。
結構、大きな穴ですが、この穴を目立たなくするエンブレムキャップも貰えます。
エンブレムキャップを付けると穴は目立たなくなります。
ナンバープレート変更後に必要なとこ
ETCの再セットアップ
陸運支局・自動車会館では、バイクのETCの再セットアップはできません。ナップスや2りんかんなどで行ってください。一番近いのはイエローハット岡山インター店とのこと。
任意保険
任意保険もナンバープレートの情報や車検証のコピーを渡していると思いますので、申告しましょう。
なお、自賠責の情報は車検証の住所に連動して変更されるため不要です。証明書に住所は記載されていますが問題ないそうです。
Q&A
ナンバープレート(住所変更)を変更しないと、自動車税はどうなる?車検は受けられない?
自動車税は住民票のある住所に届きます。また、車検も受けられます。
ただし、住所変更しないと違反です。
車庫証明の変更っているんでしたっけ?
バイクは車庫証明いりません。(買うとき出してないし)
せっかく平日に休み取っていったし、前から目を付けてたラーメン屋行ってみるか!
…
定休日でした
終劇