寒空の中、焚火にあたりながら読書を楽しむ。そんな贅沢なひと時をにあこがれています。今回は焚き火キャンプにチャレンジです!(´・ω・`)
焚き火の道具
薪
主役の薪です。重くかさばるため、バイクの場合はキャンプ場で買うか、いったん荷物を置いてから近隣施設で買うことをオススメします。ただし、(今回お邪魔するところのように)キャンプ場では売っておらず、さらには近隣施設もない場合があります。その場合は、ホームセンターやネットショップで購入しなければなりません。
薪の種類には、針葉樹と広葉樹があるそうです。
針葉樹は油分を多く含み、価格も安めで火付きがよく、着火材や料理に適しています。ただし、火持ちが悪く思いのほか多く消費します。
広葉樹は、 針葉樹と比べて火持ちが良く 薪ストーブに適しています。ただし、固いのでナタで細かく割るのが大変です。また、価格もお高めです。
今回は恐らく広葉樹と思われる薪を2束購入しました。火力を調整しながら焚けば2束でひと晩+翌朝分を少し残すことができます。バイクの積載量も考えると火持ちが長い方がよいかなと思いますが、その分値段は高いです。火の調整次第なので針葉樹と広葉樹どちらでもよかったかなとも思いました。
キャンプ場や店頭の薪は種類が書いていないものも多く価格も高いので、あらかじめ持参することが分かっていれば、ネットショップで買うのもありかと思います。
ナタ
購入した薪は大概太いもの(太割)が多いです。太割は焚き火の基礎となり火持ちも良いですが、火が回らず消えやすいです。焚き付け用に細割、火力調整用に中割を準備しましょう。ナタで太割から中割、細割を作ります。「なたとのこ 小 NS-180」が割って良し切って欲しでいい感じ。
着火剤
薪に火をつけるのは結構難しいです。落ち葉や松ぼっくりなど天然の着火剤が落ちていれば、それを利用するのが良いかと。ただ、見つからなかった時のために、持参すると安心ですね。おすすめはLOGOSの防水ファイヤーライターで、雑に火を当てるだけで着火します。一回の焚き火で1カケラあれば十分でした。
ガストーチ
着火剤に火をつけるのに使います。自分はこれを使用しています。(SOTO スライドガストーチ ST-480C)
使い捨てではなく、カセットガスから充填できます。
焚き火台
直火(地面に直接薪を置いて火をつける)は NG なキャンプ場も多いです。今回お邪魔するキャンプ場も直火は禁止です。コンパクトにたためる適当な焚き火台をチョイス。
火ばさみ
燃えている薪の位置を調整するのに使います。100均一でも売ってますよ。なければ割りばしでもなんとかいけるかな。燃えて段々短くなりますけどね。
さあ焚き火だ!
薪割
まずは、太割を中割と細割に割っていきます。うまく割れると案外楽しいです。
まずは、台となる薪を敷き、 割りたい薪を上に構えます。その後、ナタを薪をめがけてガツンと振り下ろし、刃を食いこませます。
その後は台となる薪にナタの食い込んだ割りたい薪を叩きつけたり、ナタの背中を他の薪で叩いたり(パドリング)して刃を薪の内側に入れていきます。 下の方まで食い込むとパキンッと割れます。
刃を振り下ろすときには、周囲に気を付け、自他ともに怪我のないようにしましょう。
結局、薪でパドリングしてましたがうまく力が入らなかったのでペグハンマーで叩きました。ナタの背中はボコボコに…(´・ω・`)
薪を組む
太割を土台にして、その上に中割を3本ほど並べました。下には薪から剥がれ落ちた皮を敷き、着火剤を3つほど置きました。
焚き火開始
うまく火はつくかな?と心配しながら、ガストーチで着火剤に火を入れます。あっという間に燃え、薪に着火します。心配は杞憂に終わりました。というか着火剤1個で十分でした。
あとはまったりと火を眺めくつろぐだけです。薪が燃え尽きそうになったら次の薪を投入しましょう。一杯入れるとすぐなくなってしまうので投入する量はほどほどにしとくとよいでしょう。
薪の中央部分だけ燃えた時には両端を焚き火台の中央に組みなおしてあげるとよいですね。
コーヒーを見ながら読書でも…と思っていましたが、炎に魅入られてしまい、22時ごろまで炎をみつめていまいた。焚き火には不思議な力があるものですね。薪高いな…と思ってましたがその価値はありました。
寝る前には火の始末を確実にしましょう。
いかがでしたでしょうか。皆様も焚き火ライフを楽しんでみてください!おすすめですよ(´・ω・`)