今まで使っていた中華製インカムは、安くてそれなりに使えていました。ただし、以下の懸念があり、B+COMの購入を決意しました(´・ω・`)
- 同じ機種じゃないと(多分)繋げないからいざというとき困るよね
- バッテリーが5時間しか持たない
- (通話の時は音聞こえるけどスマホの音声は小さくて全然聞こえない)
B+COMを取り付けしているときに気が付いたのですが、中華製のインカムでスマホの音声が小さくて全然聞こえないのは単にスピーカーと耳の穴の位置が全然違うからでしたw(´・ω・`)
B+COM SB6X、ONEの魅力
高い互換性
B+COM SB6X、ONEには、様々な接続方法が実装されており色んな機種と接続することができます。
ユニバーサル通話機能
ユニバーサル通話機能とは、B+COM SB6XやONEと旧モデル(SB5X、SB4X/Lite)を接続するための機能です。
ユニバーサルインターコール機能
ユニバーサルインターコール機能とは、 前述のユニバーサル通話機能を持たない他社製インカムなどとSB6XやONEを接続するための機能です。 (あくまで理論上で、全て接続できるとは限りませんが)
B+COM SB6XやONEが1台あれば、B+COMを中心として3人ともバラバラのメーカで接続できるとの情報もあります(未検証)
B+LINK機能
B+LINK機能とは、B+COM SB6XやONEに搭載された機能です。同機能を持つ機種同士であれば、1度で全台をグループペアリングができる便利な機能です。接続が切れた後も、通話圏内に戻ると自動で接続。また、最大6人まで同時に通話が可能です。
バッテリー持ちが良い
SB6Xなら、インカム通話は最大約16時間、携帯通話/音楽再生時間は 最大 18時間と一日ツーリングするには十分な容量があります。泊りなら、旅先で充電すればOKです。また、充電ポートがUSB-Cなのでケーブルが入手しやすいです。今まで使っていた中華製インカムは独自のケーブルだったのでこの点はうれしいです。
インカムをスマホで操作できる
B+COM U Mobile App(2020/2/2時点では、iPhoneのみ)があり、 SB6X、ONEともに使用できます。 このアプリ以下のような特徴があります。
- B+LINK通話の通信状態が視覚的にわかる
- 音量バランスが見えて個別に調整が可能
- 操作がわからなくても画面からペアリング操作可能
- いざというときアプリで説明書が参照できる
SB6XとONEの違い
2020年2月、B+COMの新機種であるB+COM ONEが発売されました。B+COM ONEは、6X直系のプレミアムスタンダード、いわゆる廉価版ですね。それぞれ違いを比較してみました。逆に、他はSB6XとONEに差はなさそうです。
バッテリーの持続時間
B+COM SB6X | B+COM ONE | |
インカム通話時間(※) | 最大約16時間 | 最大約12時間 |
携帯通話/音楽再生時間(※) | 最大約18時間 | 最大約14時間 |
※それぞれ単体での稼動の場合
付属するマイクの種類
B+COMに付属するマイクには、アームタイプ(ジェットヘルメットなどに利用)と、ワイヤータイプ(主にフルフェイスのマイクがあります。
SB6Xには、アームタイプ、ワイヤータイプの2種類が両方とも同梱されています。
ONEには、 アームタイプ同梱版、ワイヤータイプ同梱版の2種類が発売されるので、どちらか1種類しか同梱されていません。ヘルメットに合わせてどちらかを選択する必要があります。(マイクは後から別途購入可能)
聴きトークの可否
聴きトークとは、インカム通話しながらスマホの音声が聞くことができる機能です。インカム通話しながら音楽を聴いたり、ナビの音声案内を使いたいときにはSB6Xを選びましょう。
値段
値段はそれぞれ以下の通りです。 前述までの違いからどちらがいいか判断するとよいでしょう。
B+COM SB6Xは、34,800円(税抜)
B+COM ONEは、27,000円(税抜)
SB6Xは発売されてから時間が経っているためか定価よりちょっとお安めです。 私は、バッテリーの持ちとインカム使いながらナビ音声を聞けること、また実売価格の差がそれほどなかったので、SB6Xを選びました。
SB6Xの取り付け
お店でもB+COMを手持ちのヘルメットに付けてもらうこともできますが、簡単に装着できるので自分でつけました。
内容物
スピーカーの取り付け
SHOEIのZ-7に取り付けます。
マイクの取り付け
ベースプレートの取り付け
ペアリングしてみる
せっかく付けたので、元々使ってた中華製インカムとペアリングしてみます。
機種は、Freed ConnのTCOM-SCです。 他社製なのでユニバーサルインターコール機能をあらかじめ有効にしておきます。
バイクに乗りながら音楽機能を試してみる
通話する相手が居ないので(!)、音楽プレイヤーを試してみました。
SB6Xの電源をONにするには、レバーのついたボタンを押しながら上に回します。ボタン長押しでON/OFFするタイプだと、ONなのかOFFなのか不明な状態のときに困るので、この操作は分かりやすいです。
OFFにするときには、ボタンを押しながらレバーを下に回します。 ボタンも大きいのでグローブをしたままでも余裕で操作できます。
ONにすると、音声で 「B+COM起動」 「バッテリ残量80以上」、「デバイス1接続」(スマホと接続できた旨)、を知らせてくれます。
音楽再生をするにはレバーのついたボタンを押すだけです。停止は、もう一度押します。
音量も音質も十分で、操作もしやすくバッテリーも長くて満足いく逸品です!
問題は、インカム通話しながらツーリングしてくれる相手がいないことです(´・ω・`)←B+COM関係ない
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